セミリンガル⁉️ 幼児英語教育で目指すもの

2歳と1歳の2児の父親で精神科医のタマゴトマトです。

 

この記事では、「セミリンガル問題」について書いています。 

 

【まとめ】

小学校~高校まで日本語の学校に通うのであれば、そもそもセミリンガルにすらならないので、心配しなくていい。

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子供の英語教育で心配なのは、日本語も英語も中途半端にならないか?

です。

セミリンガル(semilingual)問題です。

セミリンガルの大きな問題は、日本語でも英語でも自分の意見を表現することができない点です。

 

結論から言うと、タマゴトマトのうちの英語教育の方針では、

セミリンガルにすらならない…

ですね。

 

うちは両親ともに日本語話者で、家では完全に日本語で生活しています。2歳11か月の長男は、2歳からインターナショナルプリスクールに通っていますが、家では日本語で会話します。コードスイッチング(日本語と英語の切り替え)ができているのかも知れませんが、日本語ほどに英語が出来ているとは思えません。英語教材をテレビで垂れ流しはしています。

「Mommy is beautiful!」とか、

「シーっ、Baby is sleeping.」(シーっ は、日本語発音)

などの英文がまれにでてきますが、文章を構成しているというよりも、フレーズを丸覚えしているのかな と思います。動物や魚などの単語であれば英語でも言える程度です。

 

精神科医としての経験からしか言えませんが、バイリンガルセミリンガルになる人は、海外で生活したことのある帰国子女だったり、親が頑張って幼稚園から大学まで完全英語教育をしていたりです。

 

うちは、小学校は地元の公立小学校を予定していますし、海外生活もないのでセミリンガルにすらならないでしょう。それでもいいと思っています。

 

やはり母語で物事をきちんと考え、意見を表現することが大事です。アメリカ留学したときに、韓国人の中学生から、

独島(竹島)問題どう思う?

と聞かれ何も答えられなかった記憶があります。

 

海外に行くと、それぞれの出身国のなまりがあり、文法も間違い多いけど、ガンガン意見言う人多いです。

中身がないとキレイな英語話しても意味ないですからね。聞き取りや発音がキレイなほうが、もちろん良いのですが。

 

うちの場合はセミリンガルの心配はしなくても良さそうです。