英語と日本語の両方が読める絵本の紹介~Swimmy~

英語と日本語の両方で書かれている絵本は、教える親がとてもラク

最近3歳の息子が好んで読んでと言う絵本があります。

スイミー(Swimmy)』

です。

版画のようなテイストの魚の物語です。

多くの赤い色の兄弟たちと暮らしていた黒い色のスイミーですが、まぐろに兄弟が食べられてしまい、自分独りだけになってしまいます。海の中を冒険し、兄弟たちのような赤い魚の群れに出会います。スイミーの提案で、群れが大きな魚の形にみえるように隊列を組み、他の大きな魚を追い払うことができた、といった内容です。

 

この本の良い点は、英語と日本語の両方の言語で書かれていることです。

私が子供に読み聞かせするときは、英語と日本語と両方とも読んでいます。

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日常生活のなかで英語で話をするときは、行動と一致してさえいれば、その英語の意味は行動から推測して覚えることができます。

しかし、絵本となると少し難しいです。

例えば、“大きなマグロが小さな赤いお魚をぜんぶ食べちゃった!”

(A big tuna swallowed all the little red fish!)

と話しても、絵本ではマグロと赤い魚が一緒に泳いでいる絵で、
食べようとしているのか、追いかけているのか、仲良く泳いでいるのかが分かりません。

ですので、日本語でも意味を教えることは学習を加速することになります。

 

聞き流しの一番の問題は、聞いている内容を理解していないという点です。
それと似ていて、意味のわからない英語をただ聞いていても、音には慣れるかもしれませんが、使える英語になりません。

 

日常生活に英語を使っている家庭は、日本語で意味を入れる意味はないですが、我々のように基本は日本語で生活している家庭だと、日本語で意味を伝えることの意義は大きいです。

そのため、英語と日本語の両方が書かれている絵本は、親にとってとてもラクです。

是非、読み聞かせに使ってみてください。